ニュースレターにはセールスよりもお客様に役立つ情報を書こう | 士業・コンサルタントのためのニュースレター活用ガイド
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ニュースレターにはセールスよりもお客様に役立つ情報を書こう

ニュースレターにはセールスよりもお客様に役立つ情報を書こう

ニュースレターを作るにあたり、最も手が止まるのが「何を書こうか?」ということではないでしょうか。

実際、多くの人が「ネタ」に困り、それが原因でニュースレター自体の発行を止めてしまっています。

ニュースレターには適したネタがあるのは事実ですが、一方で適さない内容も存在します。
では、ニュースレターにはどのような内容を掲載すればよいのでしょう?

ニュースレターに書くべきは 、自社のこと・自分のこと

私がクライアントにお伝えしているのは「自社・自分のことを書きましょう」ということです。

自社・自分のことですから、自己紹介でも構いませんし、会社の理念、設立の経緯でも構いません。
また、商品について語るのも良いでしょう。

ニュースレターを発行する目的は、クライアントとの距離を近づけることです。
自分を知ってもらい、信頼度を高めることです。そのために必要なことは「自己開示」ですので、

自身や自社のことをニュースレターに掲載するのは、当然とも言えます。

セールス情報や、価値観が左右されるものは掲載に不向き!

ここで一つ、注意したいことは、「セールス情報」は掲載しないことです。

先に、「商品について語るのもアリ」とお話ししましたが、商品の良さについて書くのではありません。

商品のどこがすぐれているのか、いかに安いか、お買い得かなどを伝えるのは、

ニュースレターの役割ではありません。それらの役割はチラシやDMに任せるべきです。

ニュースレターとチラシは別物。役割の違いを混同しないように注意

ニュースレターで伝えるべき商品の内容は、

会社の理念からつながる商品へのこだわり、クライアントへの思いです。

また、商品をより有効活用するための方法や、クライアントからの質問に答えるかたちの文章を載せるべきです。

ニュースレターに掲載する内容にも注意をはらおう

さて、自己開示といっても、載せても良い内容と、そぐわない内容があります。

載せても良いものは、自身のことであれば、仕事上の役割、趣味や家族のことなど。

NGの内容は、自身の強いこだわり(正義感、価値観、など)政治や宗教に関することです。

思いの強さは大切ですが、考え方は人それぞれですので、

それをわざわざ多くの人が読むニュースレター上で伝える必要はありませんし、

相手は仕事での付き合いを深めたい人です。

誹謗中傷は当然ですが、個々で価値観が異なるものは掲載するべきではありません。

弊社の実例から

最後に簡単ですが実例をお伝えします。

私のクライアントが実際にニュースレター上で掲載していることですが、

あるコンサルタント会社様は、ニュースレター上で「グルメ記事」を不定期連載しています。
基本はもちろん、自身が海外を渡り歩いた中で仕入れたビジネス情報を掲載していますが、
海外出張時に立ち寄った飲食店、外国のクライアントから紹介された名店などを、
食事の写真とともに掲載しており、それらも読者に好評のようです。

また、ある中小の製造業の会社さまは、A4サイズ一枚のニュースレターで、
表面は自社製品の技術やメンテナンスの話、裏面は社員紹介や会社の地元の名産について書いています。
表裏の硬軟のバランスが良いと、ニュースレターを購読しているクライアントからの評判も良いと聞いています。

まとめ

ニュースレターにどのようなネタを載せるのかは悩むところでありますが、

一番はあなたのクライアントが「読んで役にたつ」「なるほど」と思う記事を載せるべきです。

また、スペースのバランスを考える必要がありますが、
あなた自身や会社について知ってもらえるような記事を書いていくことが大切です。

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